点検整備はしておりますか?

 今年の春の雪解けは地域により差がありそうです。今年2月3月の猛吹雪より、各圃場は積雪の多いところも所々にあり、根室半島では4月中旬でも地吹雪の影響を受けて春には開通する知床横断道路の様に雪壁が出来ているところもありました。

 さて、これから春の作業に向けて様々準備に取り掛かると思いますが、各作業機械の点検はお済でしょうか?毎日使用しております機械は、毎日準備運動をしている状態ですが、これからの季節に使用する作業機械は、秋に十分な整備を済ませていても長い期間の休養のため、今一度機械の動作確認や整備を再度行い、スムーズな作業が出来るようにしましょう。
 毎日使用しているミルカー・バルククーラーの点検も、一年に一度行う事で安心して作業が行えます。また、この時期にバルククーラー冷凍機の清掃もこの春先に行う事をお勧めします。冷凍機のラジエーター部分には冬の間に「ほこり」や「油汚れ」が溜まっています、夏に向かって冷却効率を良くし節電対策にも期待できます。
 まだまだ、気温の上がらない日があるかと思いますが、日中は牛舎の窓や戸を開放し空気の入れ替えを行うなど、牛舎の換気に気を配って環境性乳房炎の予防とロスの無い生乳出荷、小さな積み重ねで大きな実績に繋げたいものです。

根室支所 職員 S.K
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新年度がスタート

 
 平成26年度がスタートし、JA草地植生改善事業も4年目を迎えることになります。
 
 昨年は、研修会等で当JAが進めている植生改善の取り組みについて、発表する機会や視察対応の多かった1年でもありました。

 現在、道内で進められている植生改善の活動は67市町村に拡がってきており、北海道自給飼料改善協議会がまとめた植生状況の実態調査では「草地の牧草割合は約半分」といった状況にあるとのことで、シバムギやリードカナリーグラスなどの地下茎イネ科雑草が全道各地で拡大している旨の報告がなされております。
 去年実施したJA管内4,000haの植生調査結果を見ても半分近くは雑草であり、全道と同じ結果ということで植生の悪化が進んでいることを再認識することになりました。

 植生改善は徐々にではありますが、生産者の間には浸透してきているようで、除草面積も25年度は1,500haを超え事業初年度から見ると2.5倍に増えました。
 又、草地の維持管理を目的とした「植生改善助成事業」では、事業費の3分の2を助成したこともあって、参加者は7割を超えるなど一定の手応えを感じているところで、今年度についても実施に向け提案できたらと考えております。
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