「根釧酪農ビジョン」が示されました

 今年2月、「根釧酪農ビジョン」が策定されました。
 このビジョンは、市町村やJA、農業団体だけでなく、乳業や飼料製造業などの農業関係団体、経済関連団体さらには消費者団体など幅広い関係者の意見を聞きながら策定されたもので、10年後を目標とした根釧酪農や地域の将来像とその実現に向けた基本方向が示されております。

 釧路・根室地域は草地型酪農地帯として発展してきましたが、近年の飼料の高止まりや規模拡大に伴う過重労働、高齢化による担い手の減少など酪農を巡る情勢は厳しさを増しており、地域の生乳生産の減少・伸び悩み傾向から、関係者が根釧酪農の現状や将来の方向性を共有し、新たな可能性を追求していくためのものとなります。

 根釧の酪農は生乳生産量・乳用牛の飼養頭数、生乳出荷戸数で全道の3分の1以上を占め、十勝やオホーツク地域を上回る道内第1位の生乳生産地となっていて生産拡大や所得拡大などの伸びしろや可能性がまだまだ眠っているというものです。今回示されたのは、今後の根釧酪農や地域の持続的発展と生乳生産の拡大に向け、以下の通り「根釧全体の目標値」が設定されました。

 〜霖蝋洪稽─В隠亜鵝複隠闇後)
 ⊃卦担い手獲得者数:80人/年
 所得:30円/

 これは次の世代が夢をもつことができる根釧酪農や地域を築き上げていくために関係機関や団体がそれぞれの役割を理解し、お互いに連携しながら取組みを進めていくことになりますが、現状から見ると、ハードルの高い目標設定がされており、根釧管内の先進的取組みを参考に事業推進をすることが求められます。
 達成に向けて昨年からスタートさせた「経営安定・生乳増産対策プロジェクト」の中で、想定課題として示されている項目の改善提案をいかにして農家に浸透させていくかJA全体で知恵をしぼる必要があり、2年目のプロジェクト推進にあたり、効果の見える取り組みに向け協力の程よろしくお願い致します。

営農センター T.K
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経営安定・生乳増産プロジェクト取組みについて

 JA道東あさひでは、今年度より「経営安定・生乳増産プロジェクト」として組合員の経営安定化を目指し、各支所でチームを組み活動しています。チームのメンバーは各部署より集められ、各チーム一戸を対象にして会議を行い課題抽出と対策を検討しています。
 私が関わっているチームでは課題抽出の結果、哺育・育成牛の発育が平均より低く、初産分娩月齢が遅れていることが見えてきました。そこで哺育・育成の発育状態改善に重点的に取り組んでいます。具体的には、発育状態を把握するため毎週推定尺を使い体重・体高の測定を行い、そこから発育の低下する段階をピックアップし飼料や飼養状態の改善を行っています。哺育牛については与えるミルクにカロリーが不足していたため、製薬会社の指導のもと添加剤を使うなどして不足分を補ってもらいました。
育成牛については、離乳後から繋ぎ飼いになり水も充分に飲めていなく餌の食い込みも悪いため、この段階で発育が著しく低下していました。そのため自由に飲水できるような施設改造計画を提案し、ペン飼いに移行して頂きました。
取り組みの結果が出るのはまだかかりそうですが、継続して取り組んでいき組合員の経営安定に努めていきたいと思います。


上春別支所 生産課 T.S
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2015年スタート

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに新しい年を迎えられたことと存じます。

 昨年の植生改善事業については、フロストシーディングによる追播作業を終え、作業機械等の点検整備・格納も完了しております。2014年の作業面積は、表層攪拌が218.6如2013年秋起こし含む)、心土破砕が15如追播が64.8如⊇草散布が1517.9任箸覆辰討ります。
 2015年度は植生改善5カ年計画の最終年度となることから、昨年の反省点を踏まえ、よりよい草地づくりを行えるよう課題整理や次期改善策の検討等を行って参ります。


 さて、今回は子牛の厳寒期対策について触れたいと思います。
一般的に、牛は『暑さに弱く、寒さに強い動物』と言われていますが、子牛は体表面積の割合が体重に比べて広く体温のロスが多いことから、寒さに非常に弱く、13℃以下になると寒冷ストレスを受けるとされています(0〜40日齢の場合)。
 寒さ対策のポイントは以下の通りです。
 ”が直接当たらないようにする(例)ブルーシートやベニヤ板等で風よけを設ける
 体を濡らさない
 N笋燭い發里某┐譴気擦覆ぁ蔑磧防瀘舛料量等
 ぜ分の熱を逃がさない(例)防寒ベスト、ネックウォーマー等
 
 また、上記の対策とあわせて、換気を十分に行う必要もあります。天候、気温等の状況を見ながら窓や戸を数cmずつ開けることにより、新鮮な空気を確保することができます。
 牛の飼養管理について再確認し、寒冷ストレスによる成育のロスや疾病(下痢・肺炎等)を防ぎましょう。

[営農センターA.M]
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