サイレージ品質向上プロジェクト 巡回中

 今年も残すところあと1週間となり、組合員の皆様におかれましては既に次年度の営農計画の策定もされ、新たな経営戦略に向け取組まれていることと思います。

 営農センターでは、11月下旬からH25年産1番草細断サイレージのサンプル採取巡回を始め、現在巡回を行っております。今回巡回しているのは、H23年、24年の当プロジェクトによる分析値のアンモニア態窒素が10%以上の該当者とアルファルファ混播草を調製している農家を対象としています。
 調査内容としましては、夏の刈取り時期にも巡回し、刈り取った草の圃場發魑録しておき、今回もできるだけ同じ圃場の草が入っているタイミングで電動サンプラーによる踏圧密度、成分分析、温度等を測定しています。
 広報12月号にも掲載致しました成分値の傾向ですが、H25年11月下旬のデータでNFCについては刈取り時期が遅れるにつれ低下しており、一方NDFについては上昇している傾向にありました。また、TDNは刈取り時期による差が見受けられませんでした。H24年度産同時期と比較してみると7月5日までの刈取りではTDN1.9〜3.3%ほど低下しておりますが、7月6日以降の刈取りでは約1%弱高くなっております。
 実際に現物を見ても、水分が高いサイレージや踏み込みの弱い調製状態のサイレージが多く見受けられます。調製の際、水分コントロールやしっかり踏圧を行わないと二次発酵等を起こす原因になりかねませんので、コントラに委託されている組合員の皆様には、「コントラに任せきり」ではなく、自身での作業状況の確認も行い、より良いサイレージになるよう気をつけてみませんか。

営農センター 職員Y
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寒冷期における初生仔牛の管理について

早くも11月も終わり、朝夕めっきり冷え込み雪がちらつく今日この頃ですが年々体調管理の難しさを痛感しております。
私たち人は自身の体調変化を言葉にし、防寒対策や風邪予防ワクチン接種など疾病に罹らぬよう予防対策を日常的に行えますが、家畜はその変化を鳴き声で発しようとも中々人が理解することはとても困難と感じます。
これから寒冷期を迎えるわけですが、初生仔牛は成牛と比べて体が小さく、体表面における脂肪蓄積が少なく、格段に寒さの影響を受けやすいとされています。生後間もない仔牛はブラウンファットというエネルギー源をもっており、1週間程度はこのエネルギー源で低温に対応出来ると言われ、生後間もないほど環境温度適応能力が高いので体が乾きしだい哺育施設に移動し、体毛や牛床が乾燥した状態を保つことが重要とされています。
しかし、現場では体温を奪う様々な要因(蒸発・対流・伝導・輻射)があり、仔牛の体表面を濡らさない、風を当てない、冷気を遮る等の飼養衛生環境の整備(ヒーターやカーフジャケットの活用)が一段と重要となります。
また、生後1週齢前後に下痢症を呈する牛を見かけますが下痢症・呼吸器病予防ワクチンの利用により、疾病に強い丈夫な仔牛育成をお願い申し上げます。

根室支所 職員S.I
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