放牧について

 5月の低温・降雨により牧草の生育が心配されましたが、6月に入り天候の回復が見込まれ、牧草の生育も期待されるところにあります。各地に放牧風景が広がる季節を迎えることから、今回は放牧について書きたいと思います。

 当地域は放牧の盛んな地域であり、当JA管内においてもおよそ8割に当たる組合員の方が放牧を取入れております。そこで、当センターでは去る4月28日に放牧研修を開催しており、研修では放牧の利点として濃厚飼料の削減による低コスト・高収益経営が期待される一方、高品質な貯蔵粗飼料の確保や電気牧柵・給水施設の設置、放牧草地の植生改善、牛道の整備等が必要とされ、特に本年は昨年の天候不順により貯蔵粗飼料が不足しており、適切な併給飼料給与が求められます。(詳細:ホームページ内技術情報参照)

 最後に、間もなく牧草収穫が開始されます。1年を占う上で最も大事な時期でありますので、良質粗飼料の確保に向け、農作業の事故・体調管理に十分留意されますようご祈願申し上げます。

From Y.S

放牧写真.GIF
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