国際農業機械展in帯広

 7月11日に第33回国際農業機械展in帯広に行って来ました。8年ぶりに開かれた農機展はたくさん来場者が来ていました。
 100社を超える出展があり、3時間ほどしか時間がなく10社程度にしぼり込み見て来ました。
 この中で、酪農関係機械ではロボット技術の開発が進んでおり搾乳ロボット・餌寄せロボットや自動給餌機などの最先端の機械が展示されており、その中で搾乳ロボット分野ではレーザー光線、3Dカメラによる乳頭位置検知システム、ミルク計測、分房別搾乳、ロボット内給餌、乳牛自動選別、乳頭スプレー、体重測定、遠隔監視システムなど各社たくさんの機能を持っており、特にロータリーパーラー用の搾乳ロボットシステムでは大規模牧場がより多くの牛乳を低コストで生産可能にする、高い処理能力をもつ最新の搾乳方法が紹介されていました。また、飼料収穫機械では高処理能力細断可能な自走式ハーベスターが展示されており、800PS(馬力)以上のエンジンを搭載している機種もありました。
 限られた時間の中での視察でしたが、現在、酪農家の課題である高齢化・後継者不在・労働力不足・規模拡大(飼養頭数増加)などに対応するためには、省力化が不可欠でロボット技術の開発・導入が必要と感じました。
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※写真は牛用のエサ寄せロボット。



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※ロータリーパーラー用の搾乳ロボット。



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※三層レーザーによる検知。



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※3Dカメラによる検知。


(営農センター S.M)

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