家畜の伝染病防止対策について

 7月に入り気温の高い日が続いていますが、気温の上昇に伴いサルモネラ症の発生のリスクも増加します。
 サルモネラ症には感染力の強い届出伝染病(O−4 O−9)と感染力が比較的弱い届出伝染病以外に分けられますが、両者とも食中毒菌に変わりありません。

 近年、届出伝染病以外のサルモネラ症の発生が増えてきています。
 最近の傾向として治療により一度収束するもののその後、再発するところが見られます。
 サルモネラ菌は猛暑により牛の体力が低下した時に発症し易くなることから、畜舎の暑熱対策を見直し発生防止に努めてください。
 野生鳥獣の侵入防止に窓への防鳥ネットを設置してください。
 また、農場出入口への消石灰散布、畜舎出入口の踏込み消毒槽の設置で外部からの病原菌の侵入対策を実施してください。
 生乳生産課(各支所生産課)では畜舎消毒及び石灰乳塗布も行っていますので、まだ申込んでいない方は伝染病防止対策に活用頂きたいと思います。

職員M.M
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